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委託保証金と委託保証金保持率

(1)委託保証金
委託保証金とは、信用取引において売買が成立したとき、投資家が売買約定日の翌々日の正午までに、証券会社に差し入れなければならない担保のことを指します。
委託保証金の額は、法令で約定価額の30%以上、または信用取引に係る委託保証金については、その額が30万円に満たない場合は、30万円と定められていますが、各証券会社の委託保証金率よって違いがあります。

例1)委託保証金30%で150万円の信用取引を行う場合
  【計算式】委託保証金=建玉金額×委託保証金率
         150万円×0.3(30%)=45万円
45万円以上の金額を委託保証金として口座に振り込む必要がある。
また委託保証金は、有価証券をもって、代用することもできるが、価格変動リスクを伴うことから、時価に一定率 ( 代用掛目 ) を掛けた価格で評価される。

例2)150万円の株券に対し、80%の代用有価証券掛目の場合
  150万円×0.8(80%)=120万円
  委託保証金は120万円となる。


(2)委託保証金維持率 
投資家が証券会社に差し入れた信用取引の委託保証金は、相場の変動によって損失額等を差し引いて計算するため、減少の可能性があります。
この委託保証金の額は信用取引の約定金額に対して、常に一定の率以上を維持しなくてはなりません。これを委託保証金維持率といいます。追証のラインとも言われ、法令では20%以上と定められていますが、各証券会社により異なるため、必ず確認が必要です。
相場の変動により信用取引の建玉に評価損が生じた場合、または保証金として預け入れている代用有価証券に評価損が出た場合、委託保証金から差し引いて計算されるため、結果的に委託保証金の維持率も下がることになります。この維持利率が証券会社の定めた一定率を下回ると、いわゆる追証が発生するため、注意が必要です。

【計算式】委託保証金維持率=保証金合計(保証金-評価損)÷建玉合計

例1)委託保証金100万円で建玉250万円の場合
 100万円÷250万円=40%

例2)150万円の株券に対し、80%の代用有価証券掛目の場合に建玉240万円の場合
 委託保証金=150万円×0.8(80%)=120万
 120万円÷240万円=50%

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