日証金貸借取引残高
証券金融会社が証券会社に対して貸し出した貸株と、融資の残高が日経新聞の朝刊に毎日掲載されています。毎日、公表されるため、日々の大きな流れを知るのに活用できます。但し、証券会社内で、貸株及び融資が相殺できなかった場合の証券会社と証券金融会社とのやりとりを数値化したものなので、信用取引の全体の動向ではないことに注意が必要です。
【読み方】
・(貸株)申込:証券会社が日証金に申し入れた貸株の数と金額
・貸株返済:信用売りのために証券会社が日証金に借り入れていた貸株を返済した数と金額
・貸株残:売建てのために日証金が証券会社に対して貸し出している全体の株数と金額の残高
・(融資)申込:証券会社が日証金に融資を申し入れた金額と株数
・融資返済:信用買いのために証券会社が日証金に借りていたお金を返済した額と株数
・融資残:買建てのために日証金が証券会社に対して貸し出している全体の金額と株数
・貸株に対する融資の倍率(貸借倍率):貸借取引においての融資残高と貸株残高の比率
【計算式】 貸借倍率=融資残高÷貸株残高
貸借倍率大→融資残高(買残)増加→近い将来の売り要因にもなる
貸借倍率小→貸株残高(売残)増加→近い将来の買い要因にもなる
・更新差金:証券会社と証券金融会社の間で、株価の時価の変化に応じて融資と貸株の差額が毎日決済される。
・回転日数:30日前後が一般的な状態
回転日数30日以上→回転鈍化→将来の買い圧迫要因
回転日数2,3日→過熱感→株価の目先の天井